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2006/03/12更新
大阪市交御堂筋線 北大阪急行
リニューアルが進む御堂筋線10系/なかもず 阪急電車にそっくりな車内を持つ北大阪急行8000系ポルスター/新大阪
リニューアルが進む御堂筋線10系/なかもず 阪急電車にそっくりな車内を持つ北大阪急行8000系ポルスター/新大阪

路線名 区 間 距 離 駅 数 平均駅間距離
大阪市交御堂筋線 江坂−なかもず 24.5km 20 1.29km
所要時分 表定速度 軌間線路/電気方式
41分 35.9km/h 1435mm複線/750V直流電化第3軌条方式
※正式名称は大阪市営地下鉄1号線。
路線名 区 間 距 離 駅 数 平均駅間距離
北大阪急行 千里中央−江坂 5.9km 4 1.97km
所要時分 表定速度 軌間線路/電気方式
9分 39.4km/h 1435mm複線/750V直流電化第3軌条方式

千里中央 桃山台 緑地公園 江坂 東三国 新大阪 西中島南方 中津 梅田 淀屋橋 本町 心斎橋 なんば 大国町 動物園前 天王寺 昭和町 西田辺 長居 あびこ 北花田 新金岡 なかもず
各駅停車

【北大阪急行ガイド】

千里中央 桃山台 緑地公園
江坂方に引き上げ線がある新大阪 頭上には新幹線の新大阪駅がある
江坂 東三国 新大阪

【大阪市交御堂筋線ガイド】

 大阪市交通局御堂筋線は江坂と中百舌鳥を結ぶ24.5kmの地下鉄路線で大阪市交では一番古い路線である。同線は集電方式が大阪市交の標準と言える750V第三軌条方式となっており、軌間は1435mmの標準軌を採用している。大阪の中心部梅田、淀屋橋、難波を通るため利用者は非常に多く、輸送人員は大阪では一番多く全国的にもトップクラスを誇っている。北側では江坂から先北大阪急行に乗り入れ千里ニュータウンの足となっており、南側では中百舌鳥で泉北高速鉄道と南海高野線と連絡しており、泉北ニュータウンの足にもなっている。

 御堂筋線の起点江坂は大阪市内ではなく吹田市内にある。江坂は吹田市、大阪市、豊中市の3市の市境にあるが、駅周辺はビルが建て込んでおり、新大阪に近いこともあり副都心的な雰囲気がするところである。駅自体は1面2線の単純な配線で、ここから先北大阪急行に直通するため早朝深夜を除いて同駅で折り返す電車はない。同駅を出ると国道423号線通称新御堂に沿って高架を走る。神崎川を渡って大阪市内に入り東三国となる。同駅も1面2線で御堂筋線の大半の駅が1面2線となっている。東に500mほどのところにJR京都線の東淀川駅がある。新幹線の新大阪駅が見えてくると新大阪である。同駅の北側江坂方には引き上げ線があり、データイムにも同駅折り返しの電車が設定されている。新幹線への乗換えは比較的便利だが、JR在来線との乗換えはかなり歩かされる。新大阪から先も新御堂に沿って高架を走り、次の西中島南方までは高架駅となっている。同駅は2面2線の構造で阪急京都線南方と連絡している。阪急と交差して新淀川を渡り、新御堂と離れて地下に潜る。地下に入ってすぐに中津となる。同駅も江坂方に引き上げ線があり、同駅折り返しの電車はここで折り返している。阪急の中津とは少し離れているが、御堂筋線の中津の方が駅前は賑やかである。中津を出ると地上で阪急が交差して国道176号線の下に入り、JR大阪駅との交点付近に梅田がある。同駅は1面2線ながらホームが大幅に拡張されており、上下線の間に仕切りの壁があるほど広いホームになっている。これは梅田駅の混雑が激しいため、開業時に準備されていた複々線用の用地を活用してホームを拡張した結果である。御堂筋線梅田駅は単独駅の乗降者数としては地下鉄では日本一を誇る。なんばや天王寺なども上位にランクされており、大阪の中心部を貫く路線に相応しいデータが弾き出されている。梅田では谷町線の東梅田、四つ橋線の西梅田と連絡しており、連絡切符も発売されている。また、JR大阪駅、阪神梅田駅、阪急梅田駅とも連絡しており、大阪キタの巨大ターミナルの中心にあるといっても過言ではない。

阪急京都線と連絡する西中島南方 高い天井と広いホームを持つ梅田駅 上下線は広いホームの為かなり離れている
西中島南方 中津 梅田
ドーム型の天井が特徴の御堂筋線の各駅 大阪市役所への最寄り駅で京阪本線と連絡している淀屋橋 中央線、四つ橋線と連絡する本町駅 古きよき時代を感じさせる心斎橋駅
淀屋橋 本町 心斎橋

 梅田を出ると谷町線が並行して走り、壁があって見えないが、東梅田駅の脇を走る。国道1号線との交点で谷町線が左にカーブして分かれていき、地下3階ではJR東西線が交差している。国道176号線と国道423号線の合流地点梅新から御堂筋(国道25号線)の下に入る。堂島川をくぐり中ノ島を通って土佐堀川をくぐって淀屋橋となる。同駅も1面2線で京阪本線と連絡しており、大阪市役所への最寄駅にもなっているため乗降が多い。淀屋橋を出ると大阪屈指のビジネス街の下を走り、中央大通りとの交点に本町がある。本町も1面2線で中央線、四つ橋線と連絡している。さらに御堂筋を南下してビジネス街からショッピング街に入り心斎橋となる。同駅近辺には老舗の大丸やそごうなどのデパートがあり、その他様々な店が建ち並ぶ街になっている。このあたりから大阪のミナミと呼ばれる街が広がっている。阪神ファンが飛び込むことで全国的に有名な道頓堀川の下をくぐって御堂筋の下を南下してなんばとなる。難波では千日前線、四つ橋線、近鉄難波線、と連絡しており、少し離れているが、南海難波、JR難波とも連絡している。難波を出ると右にカーブして四つ橋線と並行する形で国道25号線の下を走る。大国町手前で四つ橋線と立体交差して方向別複々線となって大国町駅に進入する。同駅周辺は大阪市内でもそれほど賑やかなところではなく、乗降者よりも四つ橋線からの乗換え客の方が多い。同駅を出ると四つ橋線西梅田方面上り線と御堂筋線梅田方面上り線が立体交差して御堂筋線が左にカーブして分かれる。国道43号線の下に入り、新今宮の駅前を経て堺筋線との交点に動物園前がある。同駅は2面2線で、JRの新今宮、阪堺電車の南霞町とは目と鼻の先の場所にある。南海新今宮も遠くはないが、大国町寄りにあるため乗り換えるにはかなり歩かなければならない。駅北側にはスパワールドがあり、阪神高速を挟んでその向こうには駅名になっている天王寺動物園が広がっている。JR大阪環状線の南側を走り、谷町線と交差して天王寺となる。御堂筋線天王寺駅はJR天王寺駅と近鉄阿部野橋駅の中間にあり、北側にある谷町線天王寺駅とは少し離れているが、各線との乗換えは便利な位置にある。

変形相対式ホームのなんば駅 梅田駅に比べて少々手狭なイメージがあるなんば駅
なんば 大国町
堺筋線と連絡する動物園前駅 2面3線の天王寺駅
動物園前 天王寺 昭和町

 天王寺を出ると右にカーブして再び南下する。天王寺バイパスの下に入り、近鉄南大阪線と交差してあびこ筋を真っ直ぐ南下して行く。谷町線と交差する地点から少し南に行ったところに昭和町がある。谷町線には御堂筋線との交点付近に文の里があるが、昭和町とは少し離れている。天王寺での乗換えが不便なだけにこの交点に駅があれば便利だったと言える。あびこ筋をそのまま南下して南港通との交点に西田辺がある。同駅周辺にはシャープ本社があり、東側にはJR阪和線も走っている。その阪和線と交差した後すぐに長居となる。長居公園への最寄駅で、長居スタジアムでサッカーの試合などがある時は観客輸送で賑わう。西側にはJR阪和線長居駅があり、長居公園通りの下に計画中の地下鉄9号線も同駅を通る予定である。次の我孫子はかつての終点で車庫も併設されていたが、今はただの中間駅となっている。少し離れているが、東側にJR我孫子町がある。我孫子を出ると地上では阪和貨物線が交差して、大和川の下をくぐり堺市に入る。堺市に入ってもそのまま真っ直ぐ南下を続け北花田を過ぎると、大規模な団地がある新金岡となる。同駅を出ると中百舌鳥検車場へ向かう線路が分かれて行くが、入庫の都合などから中百舌鳥まで行かず同駅で折り返したり、同駅始発で運転される電車もある。検車場への線路を右手に分けて、南海高野線中百舌鳥の北側に終点の中百舌鳥がある。駅名は中百舌鳥だが、行き先表記などは平仮名でなかもずとなっている。これはなんばやあびこなども同様である。

西田辺 長居 あびこ 北花田
終点のなかもず なかもずで出発を待つ千里中央行 南海との乗換えは結構歩かされる
新金岡 なかもず

大阪市交御堂筋線・北大阪急行ダイヤ 2005年3月25日改正現在
始発列車 下り 江坂発5時05分なかもず行
千里中央発5時06分なかもず行
上り 梅田発5時20分千里中央行
あびこ発5時06分江坂行
なかもず発5時09分千里中央行
時間帯 運転区間 下り 上り
早朝ダイヤ 江坂発着5時台 普通 江坂−なかもず 2本 0本
千里中央−なかもず 3本 1本
新大阪−なかもず 1本 0本
千里中央−梅田 0本 1本
千里中央−あびこ 0本 1本
江坂発着6時台 普通 江坂−なかもず 1本 1本
中津−天王寺 3本 0本
中津−新金岡 0本 1本
朝ラッシュ時 江坂発着7時台 普通 千里中央−なかもず 11本 10本
新大阪−天王寺 5本 2本
中津−天王寺 4本 1本
中津−あびこ 1本 0本
中津−新金岡 0本 3本
新大阪−新金岡 0本 3本
中津−あびこ 0本 1本
千里中央−新金岡 0本 1本
7時台合計本数 21本 21本
江坂発着8時台 普通 千里中央−なかもず 15本 13本
新大阪−天王寺 6本 2本
中津−天王寺 6本 6本
中津−新金岡 2本 0本
新大阪−新金岡 1本 0本
中津−あびこ 0本 1本
千里中央−あびこ 0本 2本
新大阪−あびこ 0本 4本
8時台合計本数 30本 28本
江坂発着9時台 普通 千里中央−なかもず 11本 12本
千里中央−新金岡 1本 0本
新大阪−天王寺 4本 7本
中津−天王寺 3本 6本
中津−新金岡 1本 0本
新大阪−あびこ 1本 0本
中津−あびこ 1本 0本
9時台合計本数 22本 25本
データイム 江坂発着10時台 普通 千里中央−なかもず 8本 7本
新大阪−天王寺 7本 6本
中津−天王寺 0本 1本
新大阪−新金岡 1本 0本
新大阪−あびこ 0本 1本
10時台合計本数 16本 15本
江坂発着11時台〜15時台 普通 千里中央−なかもず 8分毎
新大阪−天王寺 8分毎
夕方ダイヤ 江坂発着16時台 普通 千里中央−なかもず 9本 8本
新大阪−天王寺 3本 4本
中津−天王寺 5本 4本
中津−新金岡 0本 1本
中津−あびこ 2本 0本
夕方ラッシュ時 江坂発着17時台 普通 千里中央−なかもず 12本 12本
新大阪−天王寺 0本 0本
中津−天王寺 10本 8本
中津−新金岡 1本 2本
中津−あびこ 1本 2本
17時台合計本数 24本 24本
江坂発着18時台 普通 千里中央−なかもず 12本 12本
中津−天王寺 9本 10本
中津−新金岡 2本 0本
中津−あびこ 1本 2本
18時台合計本数 24本 24本
江坂発着19時台 普通 千里中央−なかもず 9本 9本
中津−天王寺 7本 9本
中津−新金岡 1本 0本
19時台合計本数 17本 18本
夜間ダイヤ 江坂発着20時台 普通 千里中央−なかもず 8本 8本
中津−天王寺 6本 7本
中津−新金岡 1本 0本
江坂発着21時台 普通 千里中央−なかもず 7本 6本
中津−天王寺 6本 6本
江坂発着22時台 普通 千里中央−なかもず 6本 6本
中津−天王寺 6本 7本
江坂発着23時台 普通 千里中央−なかもず 3本 4本
江坂−なかもず 2本 2本
中津−天王寺 2本 6本
中津−新金岡 3本 0本
中津−あびこ 1本 0本
江坂発着24時台 普通 千里中央−なかもず 0本 1本
なかもず−梅田 0本 2本
最終電車 下り 江坂発23時57分なかもず行
千里中央発23時40分江坂行
千里中央発23時20分なかもず行
上り なかもず発23時49分梅田行
なかもず発23時23分千里中央行

 御堂筋線の始発電車は、北行があびこ発5時06分の江坂行、なかもず発が5時09分の千里中央行、梅田発が5時20分の千里中央行となっている。御堂筋線は新大阪で新幹線と連絡しているが、新大阪発6時00分の始発のひかりに乗るには、なかもず発5時09分の電車に乗らなければならない。東京行ののぞみなら新大阪発6時12分だからなかもず発5時19分の電車で間に合う。もっとも次の5時29分だと新大阪での乗り継ぎ時間が7分しかないのでおそらく乗り継ぎは無理だろう。御堂筋線新大阪からJR新大阪は結構遠い。
 南行の始発は、江坂発5時05分なかもず行、千里中央発5時06分なかもず行で、千里方面からの早朝新幹線の乗り継ぎは、千里中央からは5時26分の電車に乗れば始発のひかりには十分間に合うし、始発の東京行のぞみなら次の5時46分の電車で間に合う。江坂からなら江坂発5時45分の電車があるので、この電車に乗ればなんとか始発のひかりに間に合うことができるだろう。

 御堂筋線の朝ラッシュ時のダイヤは、北行、南行とも複線区間ではほぼ限界と言われる本数を運転している。ピーク時の天王寺−中津間はほぼ2分毎の運転となっており、最大で29本/hの運転となっている。電車は全て10連化されており、混雑率も平成10年データで159%となっている。かつては関西では唯一200%を越える混雑率だったが、他線同様社会的な変化などもあり、利用者が減り、10連化による混雑緩和もあって混雑率はかなり落ちてきている。それでも大阪の中心部を貫いているだけに利用者は多く、他線との乗り換えが便利な位置の車両などの混雑はまだまだひどい。今後は阪急の8200系のような座席収納車を混雑する位置に投入するなどの施策が必要かと思うが、御堂筋線の場合北は千里中央、南はなかもずまで足を延ばしているので、座席数の減は好ましくないかもしれない。


      

 
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