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神戸電鉄 2005/12/10更新
5000系に主役は譲ってもまだまだ主力として活躍する3000系/神鉄長田 近年輸送改善が進む粟生線/新開地 04.05.21
5000系に主役は譲ってもまだまだ主力として活躍する3000系
/神鉄長田 04.11.20
近年輸送改善が進む粟生線
/新開地 04.05.21
神戸高速南北線ガイド 神鉄有馬線ガイド
神鉄三田線ガイド
神鉄三田線、有馬線、神戸高速南北線ダイヤ 神鉄粟生線ダイヤ
神鉄公園都市線ダイヤ 神鉄車両

路線名 区 間 距 離 駅 数 平均駅間距離
神戸高速南北線 新開地−湊川 0.4km 2 0.4km
所要時分 表定速度 軌間線路/電気方式
1分 24.0km/h 1067mm複線/1500V直流電化
路線名 区 間 距 離 駅 数 平均駅間距離
神鉄有馬線 湊川−有馬温泉 22.5km 16 1.5km
所要時分 表定速度 軌間線路/電気方式
43分 31.4km/h 1067mm複線/1500V直流電化
路線名 区 間 距 離 駅 数 平均駅間距離
神鉄三田線 有馬口−三田 12.0km 10 1.33km
所要時分 表定速度 軌間線路/電気方式
19分 37.9km/h 1067mm単線/1500V直流電化

※1 有馬線有馬口−有馬温泉間は単線。
※2 三田線横山−三田間は複線。


【神戸高速南北線ガイド】

 神戸高速鉄道南北線は新開地と湊川を結ぶわずか0.4kmの路線で、実質的には湊川から先続く神鉄有馬線の一部となっている。同線の電車は全て神鉄から直通しており、3社が乗り入れる東西線とは様相を異にする。新開地は地下ホーム2面3線で、2,3番線は両側をホームに挟まれる格好になっているターミナル構造の駅である。改札は同じレベルにあり、地下2階には東西線のホームがあり、中間改札無しで乗り換えられるようになっている。新開地駅の構内は広く、高速そばなどの店舗も見られるが、南北線の駅ホームはどちらかということこじんまりとしている。新開地を出るとすぐに1面2線の湊川となる。ここから先は神鉄有馬線となるが、駅自体はごく普通の中間駅で駅の前後に渡り線もなく、全ての電車がスルーしている。湊川では神戸市交西神山手線と連絡している。

新開地 湊川

【神鉄有馬線ガイド】

 神鉄有馬線は湊川と有馬温泉を結ぶ22.5kmの路線で、湊川−有馬口間は複線、有馬口−有馬温泉間は単線となっている。湊川から先新開地まで神戸高速鉄道南北線に乗り入れており、同線と一体化して新開地−有馬温泉間が神鉄有馬線と解釈している人は多いだろう。実際に湊川止まりの電車はなく、新開地と鈴蘭台が拠点になってダイヤが組まれている。新開地で神戸高速鉄道東西線、湊川で神戸市交西神山手線と連絡、鈴蘭台では神鉄粟生線と接続、谷上では北神急行と連絡、有馬口では神鉄三田線と接続している。電車の系統は新開地から三田、粟生へ直通する電車が多く、有馬口−有馬温泉間は一部を除いて区間運転となっている。準急と普通の2本立てを中心に、ラッシュ時には急行やその上の種別として快速、特快速がある。特快速が最上位種別になっており、湊川、鈴蘭台、北鈴蘭台、山の街、谷上、岡場以遠各駅の停車となっている。快速は谷上まで特快速と一緒で有馬口にも停車し、有馬口以遠が各駅に停車となっている。急行は谷上まで特快速、快速と同じで、谷上以遠では大池、唐櫃台以遠の各駅に停車する。準急は湊川、長田、鈴蘭台に停車し、鈴蘭台以遠各駅に停車する。データイムは粟生線ダイヤとの兼ね合いから上りのみ準急が運転され、鈴蘭台で粟生線普通と緩急接続を行い、下りは粟生線準急と有馬線普通が緩急接続を行い利便性向上を図っている。

湊川駅に停車中の新開地行快速 準急停車駅の長田 急曲急勾配が続く中にある丸山駅 峠越えの様相がある鵯越駅周辺
湊川 長田 丸山 鵯越

 湊川は1面2線のスルー構造の地下駅で、ホームの一番端に立つと新開地のホームの明かりが見える。神戸市交西神山手線と連絡しており、乗換えの便はまずまずと言える。湊川を出ると地下線内を走って、地上に出る。左にカーブしながら短いトンネルを抜けて、上り勾配を走り、もう1本トンネルを抜けて勾配を上がりながら右にカーブして2面2線の長田に着く。長田は準急停車駅となっていて周辺は高台の住宅地となっている。長田の上りホーム鈴蘭台寄りからは駅に進入する上り列車を撮影することができる。長田を出ると左にカーブして勾配を上がっていく。次の丸山は2面2線で勾配の途中に駅がある。丸山を出るとさらに勾配を上がって行き、右にカーブしてトンネルをくぐる。このトンネルの上を西神戸有料道路が走っている。トンネルを抜けて2面2線の鵯越に着く。源義経の鵯越で有名な同駅だが、今も昔も付近の山の険しさは変わらないようだ。鵯越も上りホーム鈴蘭台方から駅に進入する上り列車を撮影することができる。また、上りホーム新開地方からトンネルを抜けた下り列車を撮影することもできる。撮影ファンには長田とともにお勧めしたい駅撮りスポットだ。鵯越駅構内で左にカーブして駅を抜けると急勾配を駆け上がる。まさに鵯越という感じがする勾配で、これを上がって右にカーブしてトンネルに入る。トンネル内で新神戸トンネル内を走る山陽新幹線と交差している。また、トンネルの出口付近で山麓バイパスがオーバークロスする。このあたりまで神戸市兵庫区内を走っていたが、短いトンネルを抜けて北区に入り、2面2線の菊水山に着く。同駅周辺は山ばかりで民家などは見当たらず、休日にハイカーが訪れるぐらいで利用は非常に少ない。このため一部の普通電車が停車するのみで、ほとんどの電車は同駅を通過している。なお、同駅は2005年春に廃止予定となっている。同駅は撮影に適しており、下りホーム鈴蘭台方から上り電車、下りホーム新開地方からトンネルを抜けて駅に進入する下り列車を撮影できる。撮影ファンの方は廃止される前に一度訪問されることをお勧めする。菊水山を出ると短いトンネルを抜けて、さらに少し長い菊水山トンネルに入る。同トンネルを抜けると右にカーブして勾配を上がって行き、前方に鈴蘭台車両基地が見えて、その手前で左にカーブして、車両基地からの回送線が合流して3線となって、左手に引き上げ線を見て2面4線の鈴蘭台に着く。

とても神戸市内とは思えない山間の秘境菊水山駅 普通電車の一部しか停まらずハイカーと鉄道ファン以外の利用はほとんどない 旧線のトンネル開口部が残る鈴蘭台方 菊水山駅に進入する菊水山停車の普通
菊水山
粟生線電車と引き上げ線で待機中の5000系/鈴蘭台 粟生線と有馬線の接続が図られている鈴蘭台駅 北鈴蘭台方から見た鈴蘭台駅構内 鈴蘭台車両基地
鈴蘭台

 鈴蘭台は粟生線の分岐駅で、湊川方には鈴蘭台車両基地もある神鉄の要になる駅である。特快速、快速、急行、準急と全ての種別が停車する。準急や普通は同駅発着の電車も設定されている。駅は丘陵地の中にあり、駅前はバスこそ乗り入れてくるものの非常に狭い所にある。構内は2面4線で有馬線電車は1番線、3番線から発着しており、2、4番線は粟生線電車が使用する。鈴蘭台を出ると、単線の粟生線が左にカーブして急勾配を上がって行き分かれて行く。有馬線はそのまま真っ直ぐ北上して、右にカーブして勾配を上がって行き掘割の中を走って2面2線の北鈴蘭台に着く。同駅は鈴蘭台同様全ての電車が停車する主要駅で、利用者はかなり多い。北鈴蘭台を出るとしばらく北上して左カーブしながら2面2線の山の街に着く。同駅も利用者が多く、全ての種別が停車する。山の街を出ると左にカーブしてさらに右に左にカーブしながら勾配を上がって行き、阪神高速北神戸線の下をくぐって2面2線の箕谷に着く。西側に住宅地が広がっているが、北鈴蘭台や山の街に比べると規模が小さい。箕谷からはしばらく東を向いて真っ直ぐ走り、短いトンネルを抜けると右手に北神急行が並行して、並んで2面3線の谷上に着く。谷上は下りホームが1面2線、上りホームが1面1線となっており、上りホームの片面は北神急行が使用している。かつては神鉄有馬線が2面4線、北神急行が1面2線を使用していて、神鉄と北神急行との間には中間改札が設けられていた。これを現在の神鉄2面3線、北神急行1面2線に改造して、さらに神鉄はデータイムの間は下り電車も上りホームに転線して北神急行との連絡を強化できるように構内配線が改良されている。2001年6月23日のダイヤ改正より共用が開始され、谷上では以前にも増して三宮方面への乗り換え利用が増えている。

丘陵地の掘割にある北鈴蘭台駅 構内がカーブしている山の街駅 2面2線の箕谷駅 箕谷−谷上間にあるトンネル。隣には北神トンネルが並行する
北鈴蘭台 山の街 箕谷 谷上
三宮方面へ短絡する北神急行との連絡駅谷上 データイムは下り電車も3番線に転線して乗換えの便宜を図る 花山方から見た谷上駅構内 引き上げ線もある鈴蘭台方とトンネルの坑口。左側は北神トンネルの坑口
谷上

 谷上を出るとしばらく比較的平坦なところを走り、有馬街道を越えたあたりから上り勾配が強くなり、勾配途上に2面2線の花山がある。周辺には花山台、中尾台などの住宅地があるが、規模はそれほど大きくない。さらに勾配を上がって行き、2面2線の大池に着く。急行も停車する主要駅で、駅の南側には住宅地が広がっている。次の神鉄六甲は2面2線で、六甲北口として開業して、後に六甲登山口に改称されて、1988年に現在の神鉄六甲に改称されている。周辺は大規模な住宅地などはなく、急行が停まる大池や唐櫃台と比べると閑散としている。神鉄六甲を出ると六甲北有料道路がオーバークロスし、右手の丘陵地に住宅地を見て2面2線の唐櫃台に着く。同駅は急行停車駅で、駅の東側には唐櫃台の住宅地が広がっている。唐櫃台を出ると唐櫃台住宅地が途切れると山間の様相になってきて、三田線の分岐駅有馬口に着く。有馬口は2面4線で、基本的には1,3番線から三田方面への直通電車が発着し、有馬口−有馬温泉間の区間電車は4番線から発着している。

勾配の途上にある花山駅 急行停車駅の大池 六甲登山口から改称されて神鉄六甲となった 唐櫃台住宅の利用が多く急行も停車する唐櫃台
花山 大池 神鉄六甲 唐櫃台

 有馬口を出ると単線になる。三田線が左にカーブして分かれて行き、有馬線も右にカーブする。阪神高速北神戸線の下をくぐって、新有馬駅跡を見ながら山間部を走り、トンネルを抜けると終点の有馬温泉に着く。有馬温泉駅は1面2線の行き止まり式になっている。駅前は非常に狭いが、バスが発着できる小さなロータリーも設けられている。駅周辺には有馬温泉の温泉街になっていて、有名なホテルなどが並んでいる。駅から南へ1.5キロほどの所に六甲へのロープウェイの乗り場もある。

2面4線の有馬口駅 有馬線と三田線の分岐部/有馬口 1面2線の有馬温泉駅 駅を出るとすぐにトンネルに入る有馬温泉駅
有馬口 有馬温泉

【神鉄三田線ガイド】

 神鉄三田線は有馬口と三田を結ぶ12.0kmの路線で、有馬口−横山間は単線、横山−三田間は複線となっている。有馬口では有馬線と接続しており、全ての電車が新開地、鈴蘭台方面へ直通している。横山では公園都市線と接続しており、三田から同線へ直通する電車も運転されている。三田ではJR宝塚線と連絡している。
 運行系統は有馬線からの直通準急、普通が主力で、これに加えて横山から乗り入れてくる公園都市線電車でダイヤが構成されている。データイム有馬口−横山間は15分毎、横山−三田間は15分サイクルに2本の運転となっている。ラッシュ時には岡場まで各駅に停車し、岡場からは谷上までノンストップとなる特快速や有馬口まで各駅に停まり、有馬口−谷上間はノンストップとなる快速、有馬口までの各駅と唐櫃台、大池、谷上、山の街、北鈴蘭台、鈴蘭台に停車する急行が運転されている。

 有馬口は2面4線で、有馬線とスルー構造になっている。このため有馬口には引き上げ線はなく、三田線電車は全て鈴蘭台方面へ直通している。三田線電車は1,3番線から発着しており、通常4番線から発着している有馬口−有馬温泉間の区間電車と連絡している。新開地方面からの電車は有馬温泉方面へは有馬温泉方にある構内踏切を渡っての乗換えとなる。有馬口を出ると三田線、有馬線ともに単線となって、三田線は左にカーブして、有馬線は右にカーブして分かれる。右手に高丸山、左手に有野川とキスラシ山を見ながら山間部を走る。阪神高速北神戸線の高架の下をくぐって1面1線の五社に着く。駅の北側に藤原台や有野台の住宅地が広がっていて、利用者もそこそこ多い。五社を出ると短いトンネルを抜けて、有野川を渡って有馬街道を跨いで高架線を駆け上がり2面4線の高架駅岡場に着く。駅周辺は新しい街並みが広がっていて、利用者も多く、特快速以下全ての種別が停車し、ラッシュ時には同駅始発の普通電車も設定されている。

三田方面から3番線に入線する三田線電車/有馬口 駅の周りはあまり賑やかでないが利用者は多い五社 複線化の準備も完了している岡場付近の高架線 2面4線の岡場は高架駅
有馬口 五社 岡場

 岡場を出ると高架を下りて、中国自動車道西宮北ICからのバイパスの下をくぐって1面2線の田尾寺に着く。同駅の東側は西宮市となっていて、阪神総合商業団地などが広がっている。同駅は複線化に備えて1面2線化されているが、輸送力増強にも歯止めがかかってきているので、複線化はしばらくお預けといったところだろうか。田尾寺を出ると中国自動車道がオーバークロスする。住宅地は途切れて田畑が目立つ中を走る。このあたりは二郎苺で有名な苺の産地となっている。二郎は1面1線の小さな駅で、中国自動車道の神戸ジャンクションが近くにあるが、それ以外は特に目ぼしいものはなく、利用者はあまり多くない。しばらく田畑の中を走り、輸送力増強に備えた留置線を左手に見て、そこからの線路が合流して1面2線の道場南口に着く。同駅は構内の側線があり、ここに留置される電車があったため、同駅発着の電車も設定されていた。今は公園都市線の開業などにより同駅で折り返す電車は設定されていない。西側には鹿の子台の住宅地が広がっている。ただ、鹿の子台からは神鉄道場の方が近いので、道場南口の利用者は微減している。しばらく北上して行き、立派な橋上駅舎が見えてくると神鉄道場に着く。同駅は1面1線だが、将来の複線化に備えて1面2線にできるように用地が確保されている。田尾寺は1面2線化して行き違い設備としているが、神鉄道場の場合、手前の道場南口でも次の横山でも行き違いができるので1面1線のままとしているようだ。今のところ神鉄道場付近の複線化は一向に進んでいない。前述したように西側に鹿の子台の住宅地が広がっていて利用者を増やしつつある。JR宝塚線にも道場駅があるが、同駅とはかなり離れており、乗換えはできない。

 神鉄道場を出ると左にカーブして北西方向を向いて走り、前方にトンネルから出てきた公園都市線の線路が見えて右に急カーブして神戸市北区から三田市に入って、公園都市線と合流して1面2線の横山に着く。横山は公園都市線の分岐駅で、同線電車はここから三田まで乗り入れている。同駅は橋上駅舎になっていて、私立三田学園高校に隣接しているため高校生の利用も多い。横山を出ると複線となる。同駅折り返し用に三田方に渡り線があるが、ほとんどの電車が三田方面へ直通するためあまり使われていない。線形の悪い神鉄としては比較的真っ直ぐな線路を走り、1面2線の三田本町に着く。三田本町と呼ばれる割にはそれほど町は開けていないが、新興住宅地が多い三田の中では古くから開けた旧市街地と言えるところになるのだろう。三田本町を出ると左にカーブして武庫川を渡る。三田の市街地を左手に見て、前方にJR宝塚線の線路が見えてくると左に急カーブして1面2線の三田に進入する。三田はJR三田駅に隣接していて、再開発により駅前広場が改修され、JR三田駅とつながる人口地盤も広がっている。神鉄の三田駅は地上にあるためJRとの乗換えには一旦階段を上がらなければならない。エスカレータが整備されて便利にはなっているが、もう少し乗換えが便利になるように両駅を総合駅化して欲しかった。

1面2線化された田尾寺 苺で有名な二郎駅 1面2線に側線がある道場南口 輸送力増強に備えて留置線が造られた道場南口
田尾寺 二郎 道場南口
複線化に備えた橋上駅舎になっている神鉄道場 橋上駅舎の横山は公園都市線の分岐駅 1面2線の三田本町 JR宝塚線と連絡する三田駅
神鉄道場 横山 三田本町 三田

新開地 湊川 長田 丸山 鵯越 菊水山 鈴蘭台 北鈴蘭台 山の街 箕谷 谷上 花山 大池 神鉄六甲 唐櫃台 有馬口 有馬温泉
特快速
快 速
急 行
準 急
普 通

有馬口 五社 岡場 田尾寺 二郎 道場南口 神鉄道場 横山 三田本町 三田
特快速
快 速
急 行
準 急
普 通

    

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